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肉を焼いて食べる料理はさまざまですが、日本で馴染みが深いのが焼き肉です。

 

一方で海外、特にアメリカで肉を焼いて食べる料理としてはバーベキューが有名です。

 

両方とも肉をメインとして多くの人と会食するという点では一致していますが、その内容には違いがあります。

 

では一体何が違うのか見ていきましょう。

 

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肉の厚みや誰が調理するかの違い

わかりやすい違いとしては焼き肉では、比較的薄めにスライスされた肉を鉄板または網などで軽く焼いて専用のタレを用いて食べるものです。

 

特に日本人では霜降りが高級とされます。

 

一方でバーベキューでは比較的厚めの肉をじっくりと焼いて調理します。

 

味付けに関しても専用のソースを使い、事前に漬け込んだり照り焼きにしながら調理するのが一般的です。

 

さらにもっとも違うのが、焼き肉ではそれぞれの人が肉や野菜を置いて食べるのに対して、バーベキューでは主催者が調理をして招待客に対して盛り付けます。

 

基本的には肉を食べることが両社の共通点ですが、料理をしながら食べるのと、調理し終わったものを食べるといったものが大きな違いといえます。

 

器材や焼き方にも違いがある

また設備に関しても変わってきます。

 

単純な焼き肉であれば、ホットプレートでも行うことができますし、こだわるのであればグリルを使うケースもありますし、また炭火を使うケースもあります。

 

一方で厳密なバーベキューの場合にはバーベキューグリルを利用することになります。

 

火力に関してはガスもありますし、炭火もあります。炭火の場合にはどこでも利用することができますが、デメリットとしては火力管理が難しいという点です。

 

日本の焼き肉のように薄い肉を少しだけ焼いて食べる場合には火力管理は厳密に行う必要がありませんが、分厚い肉をじっくりと焼き上げるためには厳密な火力管理が必要になります。

 

このため本場のアメリカではガスを使ったものが広く使われています。

 

また炭火のメリットである遠赤外線効果に関しても、溶岩プレートを使うことで補うことができるという点があります。またじっくりと焼き上げるためフタ付きである必要があります。

 

また調理法も単に焼くのではなく、さまざまな方法があります。日本人が良く行っているのが直火焼きで網の上に肉を置いて焼く方法です。

 

この場合には厚みのある肉では中まで火が通りづらく本場では一般的ではありません。

 

一方で間接焼きは直接食材に熱を当てない方法で熱源を少し離してゆっくりと焼き上げる方法です。

 

さらに熱を遠ざけてじっくりと焼くのが遠火焼きになります。

 

直火焼きは見た目がわかりやすい一方で、中まで火が通っているかどうかわかりにくいのが欠点であり、反対に間接焼きや遠火焼きは調理の熟練度が必要です。

 

またフタを利用した調理法としてスモーク(燻製)とロースとがあります。スモークは間接焼きの応用でチップなどを起き、煙を発生させるというものです。

 

燻製にすることで肉に香りを付けることができます。またローストは肉をじっくりと焼き上げるために回転させたりする方法になります。

 

いずれにしても本来のバーベキューでは調理に数時間という時間を掛けて行うため焼き肉とはまったく異なるものになります。

 

以上で

「バーベキューと焼肉の違いっていったらコレでしょ!」の記事でした。

見て頂いて有難うございました。

 


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