出典:http://kyotomoyou.jp/gionmatsuri-yamahoko-20150724
7月17日は最大の山場である華やかな山鉾巡行が行われます。
2014年から後祭が復活しました。
祇園祭好きにとっては2倍楽しむ事が出来ますね。
くじ改めや稚児さんが注連縄を切るところや、辻回し、神幸祭、還幸祭と盛りだくさんで見どころたっぷりとありますので紹介していきたいと思います。
祇園祭の起源、由来とは?
平安時代に疫病が大流行したこのとき、牛頭天皇を奉じて疫病退散の祭りをしたところ、大変霊験があったと伝えられています。
これが祇園祭の由来で、この祭りは千年以上にわたって続けられています。
日本三大祭りの1つである祇園祭は八坂神社の祭礼であり、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
くじ改めとは?
くじ取り式で決まった順番を前祭(7月17日)の山鉾巡行当日に、確認することをくじ改めといいます。
長刀鉾はくじ取らずで、先頭に行くというルールが昔から定められています。
注連縄切りは祭りの目玉!
長刀鉾の稚児さんが四条麩屋町(ふやちょう)に張られた注連縄(しめなわ)を太刀で切り落とすところが1つ目の見どころです。
場所⇒四条通りと烏丸通りの交差点付近
時間⇒9:00過ぎ
四条通りの歩道が広がったおかげで今までと違って見やすくなりましたね!
長刀鉾の稚児さんが御旅所の手前で「注連縄」を切ります。
山鉾巡行の大目玉と言われる注連縄切りを見なかったり、カメラ撮影をうっかり忘れたりしないで下さいね!
100%この場所にギュッと見どころが詰まっていますから、写真や動画での撮影は必ずここで決めちゃって下さいね!
満足すること間違いありません。
辻廻しは必ず御池通りで!
場所⇒御池通りと河原町通りの交差点付近
時間⇒10:30頃
2つ目の見どころである辻回しは、10トンを超える山鉾が方向転換していきうまく成功したら思わず拍手を送りたくなります。
多くの歓声やその場の空気から、あなたもお祭りに参加している気分になることうけあいです。
辻廻しは3ヶ所ありますが、必ず御池通りで観て下さい。
理由として、道幅が広く細部まで辻廻しの迫力ある姿を観る事が出来るからです。
有料観覧するには?
有料観覧席:座席数13000席
場所:御池通の寺町通から新町通の間が有料エリア
巡行時間⇒
10:20頃 寺町御池
11:25頃 新町御池
神幸祭と還幸祭も見逃さないで!
場所⇒八坂神社前
時間⇒18:30頃 神幸祭(じんこうさい)
神を祭る中心は7月17日の夕刻に行われる神幸祭で、八坂神社の四条石段下に3基の神輿がそろって高く上げる「差し上げ」が3つ目の見どころです。
神輿が八坂神社を出発して四条寺町の御旅所に7日間滞在し、7月24日の還幸祭(かんこうさい)後祭りで神社に戻ります。
市役所前では中御座のライトアップもぜひ観ておいて下さい。
ゆっくり観たい人は還幸祭の日の方が人通りが少ない分この日がおすすめです。
花傘巡行(後祭)
場所⇒御池通りと河原町通りの交差点付近
時間⇒7月24日 10:00頃
子供神輿に祇園太鼓・花傘に馬長稚児など約1000人もの花傘巡行はとてもきれいでかわいい祭りといえます。
4つ目の見どころになりますのでぜひ、この日も観に来てあげて下さいね!
有料観覧するには?
有料観覧席:座席数2300席
場所:御池通の寺町通から河原町の間(京都市役所前)
巡行通過時間⇒10:00頃
※17日の前祭巡行と24日の後祭巡行を有料観覧するにはチケットを購入しないといけません。
購入方法
京都市観光協会075-213-1717
その他、チケ探、ローソン、セブンイレブン・JTB店頭などで販売されています。
売り切れ次第終了しますので早めの購入を検討して下さい。
まとめ
祭りになると気持ちが引き締まる思いになったり、全身に活力がみなぎる状態になってきます。
昔から日本人は信仰深く、祭りの主役である神様をまつり歴史ある伝統を今もなお大切に引き継いでいます。
その中でも祇園祭は夏の到来を告げる代表的な祭りと言えます。
祇園祭の見どころや観覧場所をいくつか紹介しましたがいかがだったでしょうか?
ご家族や恋人や友達と夏の思い出にぜひ、京都の祇園祭を観に出かけてみてはどうでしょうか?
祇園祭は、きっとあなたに大きなパワーを与えてくれますよ!
以上で
「祇園祭の由来は?山鉾巡行や稚児さんの見どころを紹介!」の記事でした。
見て頂いて有難うございました。