春というと進学、就職を機に親元を離れて一人暮らしをする方が一番多い季節ですよね。
新生活を迎えるのにワクワクする方も多いと思いますが、まず引っ越しをスマートに行いたいものですよね。
しかし、引越しの挨拶って面倒・・・。
そこで引越しの挨拶が必要な場合といらない場合はどのような時なのでしょうか。
次に一人暮らしをするときに挨拶はしないほうがいい理由について見ていきます。
さらに女性が一人暮らしする場合、周りに公言してしまうのは危険なことについて説明します。
引越しの挨拶が必要な場合といらない場合
一人暮らしの引越しの場合、いくつかの不動産屋さんが行っているアンケート調査ですと半数以上の方が挨拶をしない人の方が多いようです。
それはなぜなのでしょうか。
そこで引越しの挨拶が必要な場合といらない場合では何が違うのか説明します。
引越しの挨拶が必要な場合
引越し先の環境が次のような場合
○大家さんがすぐ近くに住んでいるとき
→大家さんに挨拶する
○学生寮、女子寮、社員寮とか、住人のおおむねの属性がわかっているとき
→両隣、下の階の住人に挨拶する
○管理人さんが常駐しているとき
→管理人さんに挨拶する
引越しの挨拶がいらない場合
引越し先の環境が次のような場合
○男女別になっていない集合住宅
(とくに女性が引っ越したとき男性の住人には気を付けたほうがよいです。)
○どんな人か明らかでない住人
(表札が出ていなかったり、郵便物が郵便受けにたまっていたり)
大家さんや管理人さんがいないときは、ご近所にどんな人が住んでいるのか、管理会社にあらかじめ確認しておくことが大事です。
引越しの挨拶をしない主な理由はプライバシーを守るため!
引越しの挨拶はしないと無礼にあたると思っている方もいると思いますが、挨拶をしないのにも理由があります。
世の中には積極的にご近所付き合いをしようという方がいらっしゃるのと同時に、なるべくご近所と関わりたくないという方もいらっしゃいます。
最近は後者のほうが多いと思います。
特に東京を筆頭に人口が超過密している地域では隣人がどんな人なのか知らないで住んでいる人の方が多いと思います。
世の中には色々な職種の仕事があり、生活時間帯が人それぞれ違います。
学生寮とか社員寮あれば生活時間帯もだいたい一緒ですが、誰でも入居できるような集合住宅に引っ越したときは、挨拶に行かないほうが無難だと思います。
引越しの挨拶をするとご近所の顔や名前など、だいたいの個人情報がわかりますが、逆に自分も相手に知られてしまいます。
相手が普通に常識人でいい人ならよいのですが、まれに変な人もいますから要注意です。
どこの大学(会社)に行っており、どこ出身だとか、自分の情報はむやみに話さないほうがいいです。
もちろん共同廊下などで住人らしき人にすれ違ったときは軽く挨拶か会釈をするのは構わないと思います。
女性の一人暮らしは公言してしまうと危険!
先ほどプライバシーを守るために挨拶はしないほうがいい理由を説明しました。
特に女性の一人暮らしでご近所に男性の住人がいたりすると、迂闊に一人暮らしですと言うのは危険です。
ワンルームマンションなど明らかに一人暮らし用の集合住宅だと、一人暮らしということはバレバレなので、引っ越しの段階で女性だとわからないように梱包しておいたり、厚手のカーテン(シンプルなデザイン)を取り付けたり、男性用肌着をベランダに干したり、表札はつけないほうがよいでしょう。
昨今の日本では一人暮らししている女性のストーカー被害や、強引なセールス被害など、よく耳にします。
よほど護身術を身につけていたり、防犯カメラを設置したり、法律に詳しかったりしないと、あらゆる局面で対応できません。コストもかかります。
ちょっとした工夫をして、自分が女性で一人暮らしをしていることが周りにわからないようにしましょう。
まとめ
一人暮らしの引越しで挨拶は必要あるのかどうかについて特集しましたが、それは場合によるということです。
社員寮や学生寮など、住人が何者かがすでに分かっている場合は、逆に挨拶は必要だと思います。
今後円滑に人間関係を広めていくきっかけになるからです。
逆に挨拶しないと、新参者のくせに失礼なと思われるかもしれません。
ですから挨拶はそういう引越し先の場合は大事なのです。
一方、どんな人でも入居できるような集合住宅では、本当にどんな人が住んでいるか未知なので、挨拶はしなくてもよいと思います。
あらかじめ大家さんや管理人さんにどんな人が住んでいるのか訊いてみることもおすすめします。
挨拶しても歓迎される相手なのか、面倒だなと思われるような相手なのか、確認しておきましょう。
大家さんや管理人さんに訊いても謎な場合は、挨拶しないでおいていいと思います。
一人暮らしの引っ越しはドキドキワクワクしますが、ご近所に挨拶しようか迷っている方、引越し先の環境に合わせて挨拶するか決めてください。
なるべく新生活は円滑に進めたいですよね。頑張ってください。