教祖祭PL花火芸術は広範囲に打ち上げられる関西屈指の光の祭典です。
毎年ラスト10分間の大迫力ある花火は目に焼き付くこと間違いありません。
2016年版の定番スポットから穴場スポットを押さえて、場所取りをしっかり把握し事前にチョックしておきましょう。
教祖祭PL花火芸術の特徴
PLの花火といえば、おそらく大阪周辺では知らない人はいないくらいに有名なものです。
これはPL教団の宗教行事の一つであり、教祖の教え、すなわち自分が死んだら泣いたりせずに花火でも打ち上げて祝って欲しい、ということが元になっていると言われています。
ちなみに、例年8月1日に行われていますが、別にこの日が教祖の命日であるわけではないそうです。
開催日は固定で、曜日に合わせて変更されたりすることはありません。
冒頭にも述べましたが、この花火の特徴としては非常に規模が大きく、関西で数ある花火の中でも、というよりも全国的に見ても最大規模のものです。
打ち上げ数はかつては10万発と言われました。
最近では2万発とされています。
ただしこれは規模が1/5になったわけでは決してなく、単に数の数え方を変更しただけで、実際の見栄えとしての規模はほとんど変わっていません。
ただし、何年も見続けている人の中には、最近では少し規模が小さくなった、という人もいます。
元が宗教行事であり、教団の収入に左右されるところが大きいだろうと想像できますが、確かに教団の会員数がかつてに比べると減っていることは事実のようで、それが規模にも影響しているのかもしれません。
いずれにせよ、別に教団の会員でなければ楽しめないなどということはもちろんありません。
勧誘されたりするようなこともありません。
というか、そんなことは全く不可能なくらい大勢の人が詰め掛けます。
宗教行事というと何か怪しそうとか思う必要は全くなく、純粋に美しさ、素晴らしさに見とれることができます。
2016年PL花火大会の日程や場所、雨天時など
日程:8月1日
場所:富田林市の聖丘カントリークラブ、光丘カントリークラブ周辺
時間:20時~20時40分頃 1時間弱です。
雨天時:小雨決行、荒天は未定
玉数:13000発(予定)
富田林市の聖丘カントリークラブ、光丘カントリークラブ周辺ですが、この付近では高台になっているところですから、富田林市内はもちろんのこと、周辺の市からでも十分見えます。
そして、雨天でも決行されます。
荒天の場合はまた別で、確かに火がつかないような天気では中止されるでしょうが、実際のところ今まで中止になったケースはないようです。
ですから、よほどでない限り決行されるものと思っていてよいでしょう。
この時間と打ち上げ数を見て、ある程度詳しい、これまで他の会場を見てきた人であれば相当に驚くかもしれません。
そうです。
打ち上げ総数にしては時間が短いのです。
これはどういうことかというと、打ち上げと打ち上げの間隔が極めて短く、はっきり言えば、一つ上がって、ちょっと時間をおいて、また一つ上がる、などというようなイメージを持っていると、全く圧倒されます。
そうではなくて、連続的に上がり続けるのです。
1時間は3600秒です、これで2万発です。
つまりはバンバンバンバン、どころか、ババババババーに近いイメージが延々1時間続くと思ってください。
穴場スポットから場所取りを紹介
打ち上げ場所近くは場所取りで超混雑ですが、周辺に遮るものがありませんから、具体的には数km離れても十分に見ることができます。
穴場スポットは、恐らく見える範囲の広さからかなりあるでしょうが、挙げるならば石川の河川敷や明治池公園を挙げておきます。
混雑回避をしたい方なら、少し離れた場所で観覧するのをおすすめします。
穴場スポットの明治池公園は迫力は劣るものの、公園内に高台があるので、そこから花火を楽しめますよ。
17時頃でも場所取りをする余裕もあって、最寄り駅の近鉄川西駅からも近い。
そして、至近距離から臨場感をあじわえる府道35号線は定番スポットで、迫力ある花火を観覧したいならぜひ、ここから!
場所取りするなら16:00前には現地入りして、ベスト場所を確保できるようにし、アスファルトのためクッション性のあるシートを用意するといいですね。
露店は50近く出店されますが、最も多いのはやはり近鉄富田林駅からPL教団にかけての道沿いです。
最後に、クルマでのアクセスは全くお勧めしません。
ここでまともな駐車場を探そうとするほうが馬鹿げています。
最初に言いましたがこの規模は伊達じゃなく、場所によっては人ですら行き来困難になります。
付近は昼間から、そして夕方からは本格的に交通規制が敷かれます。
バスは運休せざるを得なくなります。
電車については臨時ダイヤです。
始発駅である大阪阿部野橋駅や富田林周辺の駅では入場制限が行われるといった具合です。
この素晴らしさ、歓喜、熱狂をぜひ一度は体験してみてください。
以上で
「教祖祭PL花火芸術の穴場スポットや場所取りはココで!雨天時は?」の記事でした。
見て頂いて有難うございました。