昔から大阪の町衆が作り上げてゆく「わてら天神祭」は浪速っ子の誇りの歴史ある祭りです。
日本3大祭りの天神祭は大阪人の生活に深く密着した祭りとも言えます。
2016年はギャルみこしや陸渡御や奉納花火などイベントが盛りだくさんあって、何一つ見逃せません。
大阪のパワーと華麗なる歴史のパレードがこれから始まります。
天神祭とはどういう祭り?
祭りの中心では大阪天満宮に祭られている菅原道真公です。
平安時代後期に、落雷や疫病など天変地異に見舞われたときに非道の死をとげた道貞公の怨霊に寄るものと考え霊を鎮める為に行われたものです。
祭りの出発地点は大阪天満宮から
大阪天満宮への行き方
大阪天満宮へはJR東西線大阪天満宮駅、地下鉄各線南森町駅より徒歩5分
天神祭の前祭となるギャルみこしが人気のヒミツとは?
ギャルみこし
日程:7月23日(土)
時間:11:45~17:00頃
場所:天神橋筋商店街周辺
巡行ルート
11:45⇒夫婦橋 出発
12:45⇒天六奉安所 到着
14:55⇒大阪天満宮 宮入
15:30⇒大阪天満宮 出発
16:25⇒JR天満宮駅 到着
JR天満宮駅前の特設会場に到着
ギャルみこしは、これから始まる天神祭を盛り上げるのに最もふさわしい人気の行事です。
巨大な神輿(200kg)2基を担ぎ、ねじりはちまきやはっぴ姿の80人の女性が天神橋筋商店街を巡行します。
キレイとかわいいだけでは神輿は担げません。
きれいで笑顔がよく、元気で体力がある人です。
そして、お祭り大好きであって、もう一点付け加えるとするなら大阪を愛している女性です。
ギャルみこしが大人気のヒミツは、より優れた女性ばかりを選んでいるところにあるのではないでしょうか?⇒ギャルみこしの筋肉がやばい理由は?その倍率はどのくらいなのか?をご覧ください。
天神祭りの日程とプログラム
天神祭りのはじまりでもある一番太鼓
日程:7月24日(日)
時間:4:00
場所:大阪天満宮
天神祭では始まりを告げる一番太鼓を皮切りに、様々な神事が行われます。
正門が開かれて祭りの夜明けを告げ「だんじりばやし」や「龍踊り」など10分位行われてます。
これから祭りがスタートすると思うとワクワクしてきますね。
遠方から来られた方は泊まりでなければ見るのが難しいです。
鉾流神事
日程:7月24日(日)
時間:8:50~
場所:旧若松町の浜斎場
神童・神職・楽人が乗った斎船が堂島川の中ほどに漕ぎ出して船上から神童の手により新鉾が流されます。
見物している人達も一緒にお祭りの無事と安全を祈りましょう。
陸渡御列巡行
日程:7月25日(月)※荒天の場合は状況によって変更
時間:15:30~17:00頃
場所:大阪天満宮
陸渡御巡行ルート
15:00⇒大阪天満宮境内
15:00⇒天神橋1丁目付近
旧天神橋筋を南に向かい、法律事務所の前で西に向きを変える
16:00⇒西天満宮3交差点付近
西天満宮小学校横を通り、西天満宮3交差点を通過、老松通りをさらに西
16:30⇒老松通り付近
途中手打ちを行いながら老松通りを北西へ進み、御堂筋を南下
17:00⇒大阪市役所前
大江橋を渡って大阪市役所前に到着、催太鼓が「からうす」を披露する。
17:30⇒天神橋北詰(乗船場)
徐々にスピードアップして、見物客で賑わう船渡御の乗客場に到着
渡御列の先導役は猿田彦(白い髪と髭、その隙間からのぞく天狗の様な真っ赤な鼻をしている)が馬にまたがり渡御列を先導していきます。
出典:http://4travel.jp/travelogue/10691461
3000人ほどの大行列は、第一陣・第二陣と大きく分かれ、先頭を行く催太鼓の「チエーサジャー」という勇ましい掛け声と共に境内を出発します。
天狗のお面でしょうか?ふさふさの真っ白な髪と長い髭の姿はなんだろうと、見ている人を釘づけにしてしまいます。
氏地巡りをする行事で華麗で優雅な王朝風俗な行列が特徴的です。
「からうす」って何?
常に渡御の先頭を行く催太鼓を、前後左右に激しく揺らして天神祭をさらに盛り上げてくれる「からうす」は名物になっています。
大阪の無形文化財にも指定されてた「からうす」の激しい動きを目のあたりにしたなら、きっとあなたは「からうす」から目に焼き付いていることでしょう。
船渡御船上祭
日程:7月25日(月)※荒天の場合状況によって変更
時間:18:00~
場所:大川一帯
クライマックスの船渡御が神輿を乗せてスタートします。
奉安船をはじめ提灯やかがり火で飾った約100隻の船が、鉦や太鼓を鳴らして賑やかに大川を巡ります。
天神祭奉納花火
日程:7月25日(月)※荒天の場合は中止
時間:19:30~20:50ぐらい
場所:大川沿い(桜ノ宮公園・川崎公園)
フィナーレにふさわしい奉納花火の光の華が大川上空に舞い上がります。
2か所で打ち上げられる花火は、大川を行き交う船渡御を照らしながら約4000発の花火が夜空を照らして、クライマックスである光の祭典を楽しみましょう。
天神祭のフィナーレとなる花火大会の情報はコチラ⇒天神祭奉納花火2016の有料観覧場所や絶景の穴場スポットは?をご覧ください。
天神祭花火大会で終わりを告げます。
まとめ
2日間にわたって繰り広げられた大阪の天神祭は火と水の祭典で、大阪ならではのお祭りですね。
迫力満点でさまざまなイベントに圧倒され、さすが日本3大祭りの1つと唸らせてしまいます。
又、大阪の夜を彩る花火もいかがでしたか?
目に焼き付いて離れなくなってしまいますね。
紹介している間に私の方がだんだんと心が躍って来ました。
大阪の天神祭に出かけて大阪人の燃える様な活気ある姿を観に行きましょう。
以上で
「大阪天神祭2016の日程と歴史ある祭りの見どころは?」の記事でした。
見て頂いて有難うございました。