最近の柔軟剤は衣類を柔らかくさせるだけでなく、防臭効果を目的としたものや好きな香りを楽しむための商品がたくさん出ています。
そこで今回は柔軟剤での香りが持続する10個のやり方を紹介します。
また、柔軟剤の種類や香りの強さについても説明します。さらに各メーカーの柔軟剤おすすめランキングを紹介します。
柔軟剤の香りが持続する10個のやり方
柔軟剤は今様々な香りを楽しむ商品が出ていますね。
そこでせっかく柔軟剤を使うなら、より効果的に使いたいですよね。柔軟剤の香りをより持続させるために次の10個のポイントを紹介します。
1、洗濯機に衣類を詰め込み過ぎない
→洗濯は時間やお水の節約になるから、できるだけ少ない回数でまわしたいと思う方が多いと思いますが、あまり衣類を詰め込みすぎないでください。洗剤がすみずみにまでいきわたらず、汚れが取れにくくなります。柔軟剤も衣類ちゃんといきわたらなくなります。ある程度洗濯槽内に余裕のスペースが必要です。
2、洗剤の規定量を守る
→縦置きの洗濯機とドラム式の洗濯機では同じ衣類の量でも使う水の量が違うため洗剤の規定量が違います。洗剤のパッケージ裏に記されている説明をよく見てから適量の洗剤を入れてください。
3、洗剤は洗剤投入口に、柔軟剤は柔軟剤投入口に入れる
→当たり前なのですが洗剤と柔軟剤はそれぞれ専用の投入口があるのでそこに入れてください。間違えた所に入れてしまうと洗剤、柔軟剤の機能が果たせなくなります。
4、ひどい汚れた衣類はしっかり除菌する洗剤で洗い悪臭を取る
→運動した後のスポーツウェアや一日中履いた靴下など、汗や皮脂がしっかりこびりついている衣類は除菌力の高い洗剤を使って洗浄します。中途半端な洗浄ですと、せっかく柔軟剤の香りが加えられても悪臭が残っていて、邪魔してしまいます。
5、最後の脱水は規定より短めにする
→柔軟剤が投入されるタイミングは最後のすすぎの時です。その後の脱水で規定の脱水時間で脱水してしまうと水分を飛ばしすぎてしまい、その分柔軟剤の香りも飛んでしまうのだそうです。ちなみに一般的な洗濯機の脱水時間は5~7分ですが、柔軟剤の香りを持続させたいのなら、最大3分くらいにしましょう。
6、柔軟剤が入ったあとしばらく浸け置きする
→時間のある時ですと浸け置きもおすすめです。柔軟剤が投入されてからのすすぎの段階で一時停止し、30分から1時間放っておきます。それから再スタートさせ短めの脱水をすると、柔軟剤の香りがしっかり残ります。
7、柔軟剤は大量に入れてはダメ
→柔軟剤の香りを持続させたいがために柔軟剤を規定の量の何倍も入れたりするのはやめてください。柔軟剤には陽イオン界面活性剤というものが入っており、それが繊維を柔らかくしたり、静電気を防止したりする役目があるのですが、あまりにも大量に柔軟剤を入れてしまうと繊維の吸水性が悪くなったり、手触りが変わったり、生地にシミが出来てしまったりします。また、陽イオン界面活性剤は肌への刺激が高いので、肌の弱い方はかぶれてしまう可能性が大いにあります。気を付けてください。
8、外干しより部屋干し
柔軟剤の香りは外で衣類を干していると風や日光によって飛んでいってしまいます。柔軟剤の香りを持続させるのであれば部屋干ししましょう。部屋干しは抵抗がある人、干すスペースが無い人でしたら、外でも日陰で無風の所に干しましょう。
9、乾燥機は極力使わずに
→乾燥機は便利ですが、洗濯物の水分を飛ばしすぎてしまい、同時に香りの成分も飛んでしまいます。柔軟剤の香りを残したいのなら、自然乾燥がおすすめです。
10、柔軟剤を水で薄めてスプレーする
→先ほど紹介した浸けおきは時間がかかり面倒という方には、柔軟剤5~10に対し水100の割合で混ぜたものをスプレー容器に入れて洗濯物にスプレーすると香り付けだけでなく、汚れ防止などの効果があります。ソファやベッドにかけたりできます。ただ作り置きせず、使い切れる分だけ作ったほうがいいです。カビが発生してしまいます。
柔軟剤の種類、香りの強さレベル
柔軟剤には液体タイプ、粒(パウダー)タイプ、シートタイプ(乾燥機専用)、スプレータイプなどがあります。また柔軟剤入り洗剤という便利な商品もあります。
液体タイプが主流ですが、防臭を目的とした商品、赤ちゃんや敏感肌の方でも大丈夫な商品、香りを楽しみたい人向けの商品が出ています。同じメーカーでも香りの強さが5段階くらいにレベル分けされて様々な商品が出されています。
柔軟剤のおすすめランキング7選
では次におすすめの柔軟剤を紹介します。
花王 フレアフレグランス フラワー&ハーモニーの香り
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従来は汗と水分に反応する香りセンサーでしたが、今回、汗と体温に反応して新しい香りセンサーに進化しました。消臭機能がさらにアップし、香りセンサーにより洗い立ての香りが帰宅するときまでずっと続きます。また、動くことで香りビーズが弾けます。
LION 香りとデオドラントのソフランプレミアム消臭プラスフローラルアロマの香り
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天然アロマオイルを使用しているため主張しすぎない香りで、男女問わず高い支持を受けている柔軟剤です。ソフランシリーズの中でも高い人気があり、リッチな香りに消臭効果が加えられ、使うたびにフローラルな香りを感じられます。
P&G レノア本格消臭 フレッシュグリーンの香り
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消臭目的の柔軟剤です。汗をかいたらその場で消臭し、グリーン系の香りが夜まで持続します。頑固な靴下や作業着の臭いにも効果があるようです。洗濯物の生乾きの臭いも防ぐ効果があります。
花王 ハミングFine リフレッシュグリーンの香り
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汗をかいたら、デオドラント成分により汗の臭いをすぐに防ぎ、衣服が汗をしっかり給水するのでサラッとした着心地が続きます。肌着などで特に効果を感じられます。夏の季節や、スポーツをされている方や外回りの多い仕事をされている方におすすめです。
さらさ 柔軟剤
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石けんの香りで赤ちゃんの衣類にも使えます。ノンオイリータッチ処方でサラッとした仕上がりにし、吸水性も良いです。同じシリーズの洗剤と合わせて使われる方が多いです。
P&G レノアハピネス クラッシーフローラル
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半径30cmで香り、50種類以上の香料によって作られたプレミアムアロマが配合されています。香りカプセルによっていい香りが1週間続きます。防臭や静電気防止の効果もあり、部屋干しをよくする方や花粉症の方におすすめです。
ミューラグジャス FABRIC SOFTENER R 柔軟剤白(SexySweetの香り)
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芸能人やモデルが愛用しているブランドで有名な高級柔軟剤です。ノンシリコン処方で、植物由来の界面活性剤を主成分にした環境に優しい柔軟剤です。高級美容成分が入っており、ロングフレグランス処方で香りが長続きします。
まとめ
今回は柔軟剤で香りが持続するやり方と柔軟剤のおすすめランキングを特集しました。
今様々な香りを楽しめる柔軟剤がたくさん出ています。もともとは衣類を柔らく仕上げるための柔軟剤ですが、香りを楽しむために使っている方が多いようです。
柔軟剤の香りを持続させるやり方では、最後のすすぎのときに一時停止してしばらく浸けこんだり、脱水時間を通常より短めにしてみると香りが残りやすくなります。
干すときも外に干すより部屋干しがいいそうです。花粉の時期や梅雨の時期は部屋干しすることが多くなるのでおすすめですね。
また柔軟剤を水で薄めてスプレーするという技もありました。これなら手軽にできそうですね。ちょっとした工夫で柔軟剤の香りをぐんと持続できます。
おすすめの柔軟剤では防臭目的、静電気防止目的、赤ちゃん(敏感肌)向け、など様々です。種類がたくさんありすぎて迷いそうですね。
香りはフローラル系、フルーティ系、アロマ系、グリーン系、ソープ系など様々です。
一番選ばれているのはフローラル系のようですが、家族で使いたいとき、男性でも無難に使えるのはソープ系かもしれないです。
香りが長く持続してほしい人は香料カプセルが入っているような商品が良いと思います。それぞれ目的にあった物を選んでみましょう。