春になるとたくさんの花が咲きますよね。

 

そこで今回はよく街路樹や公園などで目にする白木蓮とモクレンとコブシという植物について特集します。

 

この3種類の植物はどれもモクレン科モクレン属で、花の見た目も似ているため、どれがどの花なのかまぎらわしいのです。そこで白木蓮、モクレン、コブシの違いを簡単に見分けるためのポイントを紹介します。

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白木蓮、モクレン、コブシの特徴

白木蓮、モクレン、コブシはどれもモクレン目モクレン科モクレン属に属しています。この3種類の植物の正式名称、原産地、開花時期、見た目の特徴について紹介します。

白木蓮…Magnolia heptapeta、またはMagnolia denudateという学名です。

中国原産です。開花時期は3月10~4月10日くらい。花は白く、幅広で厚みのある大きな花びらが閉じたような状態で、葉よりも先に上向きに咲きます。6枚の花びらに3枚のガクで成り立っています。コブシと違って全開はしません。

木の高さは10~15mくらい成長します。開花している画は白い鳥が木にたくさん停まっているようです。花びらは日光を浴びて南方面が膨らみ、花の先端は北方面に向きます。したがってつぼみの頃は一方向に反り返っています。この状態から「磁石の木」とも呼ばれます。

モクレン…Magnolia quinquepeta、またはMagnolia liliifloraという学名です。

花が紫色であることから紫木蓮(シモクレン)とも呼ばれます。中国の雲南省、四川省原産です。開花時期は3月20日~4月末(淡いピンク色の花の品種は3月下旬頃~、濃いピンク色の花の品種は4月中旬頃~)です。

花の外側が濃いピンクか淡いピンクで、花の内側が白です。木の高さは3~5mくらいで8~10cmの卵型の葉、花は6枚の長い花びら、3枚のがくがあり、らせん状におしべとめしべが多数ついています。赤い実がつきます。強い上品な香りがします。

コブシ…Magnolia Kobusという学名です。「田打ち桜」とも呼ばれます。日本が原産です。開花時期は3月15日頃~4月15日頃です。枝先に直径6~10cmの純白の花を咲かせます。木の高さは18m、幹の直径は60cmにも成長します。

枝は太いのに折れやすく、おると香りが出てきます。果実は袋状の物が幾つか結合し、凸凹したもので握りこぶしに似ていることから「コブシ」と呼ばれています。遠目から見ると桜に似ていて、桜より開花時期が早いことから、「ヒキザクラ」、「ヤチザクラ」、「シキザクラ」と主に北海道の松前地方で呼ばれています。

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白木蓮とモクレンとコブシの違い

先ほどの3種の植物の特徴より、簡単な見分け方を紹介します。

花の色

花の色が濃いピンクか淡いピンク色ならモクレンです。白い花なら白木蓮かコブシになります。
では白木蓮とコブシの違いはどう見分けるのでしょう。

白木蓮とコブシの違い

  • 花のつけ根に1枚の葉(4~5cmくらい)が付いているのがコブシ、付いていないのは白木蓮です。
  • 花の咲く向きが上向きなら白木蓮で、色々な方向に向いているのがコブシです。
  • 花びらの大きさが8~10cmくらいで幅広で肉厚なのが白木蓮です。花びらの大きさが4~5cmくらいで幅が狭く薄いのがコブシです。
  • 花の咲き方で、花びらが全開するのがコブシで、閉じ気味に咲くのが白木蓮です。
  • 白木蓮の開花時期の方が数日早いです。

白木蓮、モクレン、コブシの写真

では実際にどんな花を咲かせるのかツイッターに載せている方の写真を紹介します。

モクレンのつぼみ

雪がかかったつぼみですが毛で覆われていて温かそうです。

モクレンの咲いたところ

花言葉が自然への愛、崇高、持続性とは素敵ですね。

夏に咲いているモクレン、珍しいですね。花びらの外側のピンク色と内側の白色のコントラストが美しいですね。

白木蓮のつぼみ

大寒の寒い日でもこうして花を咲かせる準備をしているのですね。

白木蓮の咲いたところ

白木蓮でも木蓮と呼んでいますね。

花言葉が気高さ、高潔な心、荘厳、崇敬、崇高、慈悲、自然への愛、自然な愛情など素敵です。

白木蓮の満開な画は圧巻ですね。次に桜の咲く季節が来るのですね。

コブシのつぼみ

ゴールドの毛に覆われていて、温かそうです。


つぼみが四方八方にニョキニョキ出ていて可愛らしいです。

コブシの花が咲いたところ


白くて可愛らしい花ですね。花言葉が友情とは素敵です。

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まとめ

今回は白木蓮、モクレン、コブシの違いについて特集しました。よく街路樹や公園で見かける花です。

 

この3種類の植物は原産地は中国、日本と違っても、どれもモクレン科モクレン属に属している仲間なのですね。花のつぼみの状態はどのつぼみも金色の産毛に覆われていて見た目が似ています。

 

そして花を見てどの品種か見分けられる決定的なものはピンク色か白かどうかです。ピンク色なのはモクレンだけです。すると白い花は白木蓮かコブシになってしまいます。

 

白木蓮とコブシの見分け方は花の大きささ咲く向き、葉があるかないかなどのポイントで見分けられます。意外とわかりやすいですよね。

 

ちょっとしたポイントをおさえておくと、白木蓮、モクレン、コブシの開花の頃により花を楽しめると思います。それぞれの花言葉も素敵な言葉ばかりです。

 

春が来たことが実感できますね。

 

ぜひ今年の春は白木蓮、モクレン、コブシの花をチェックしてみてくださいね。